今、始めましょう

マルコによる福音書 8章 1-10節

1.…イエスは弟子たちを呼んで言われた。2.「かわいそうに、この群 衆はすでに三日間わたしとともにいて、食べる物を持っていないので す。3.空腹のまま家に帰らせたら、途中で動けなくなります。遠くから 来ている人もいます。」4.弟子たちは答えた。「こんな人里離れたとこ ろで、どこからパンを手に入れて、この人たちに十分食べさせることが できるでしょう。」  

1.…예수께서 제자들을 불러 이르시되 2 내가 무리를 불쌍히 여기노라 그들 이 나와 함께 있은 지 이미 사흘이 지났으나 먹을 것이 없도다 3 만일 내가 그들을 굶겨 집으로 보내면 길에서 기진하리라..4 제자들이 대답하되 이 광야 어디서 떡을 얻어 이 사람들로 배부르게 할 수 있으리이까. 

今日の本文は、マルコの福音書6章34節以下に登場する、「五つのパン と二匹の魚」の奇跡と共に、よく知られている「七つのパンと小さい 魚」という話です。6章での話しは、五つのパンと二匹の魚を通して、 男5千人の人々を食べさせました。その数の中には女と子供は数えてお りません。合わせれば、1万人は余裕に超えると思います。8章では、 七つのパンと小さい魚2-3匹ぐらいをもって、約4千人の人々を食べさ せた話しです。少し違う点の幾つかありますが、その動機と伝えよう とするメッセージは非常に似ています。 

動機は、イエス様が人々を憐れむ心でした。6:34「イエスは舟から上 がって大ぜいの群衆をごらんになり、飼う者のない羊のようなその有 様を深くあわれんで、いろいろと教えはじめられた。」 8:2「この群衆がかわい そうである。もう三日間もわたしと一緒にいるのに、何も食べるものがない。」 メッセージは、ヨハネの福音書6章35節において、『イエスは彼らに言われた、 「わたしが命のパンである。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたし を信じる者は決してかわくことがない。」と言われたように、イエスご自身が、命 のパンであり、信ずるものは「永遠に飢える事はない」すなわち「永遠の命」を 得られるという、事を示すために行われた奇跡でした。(ヨハネ6章参考) 

問題は、この奇跡を見る、私たちです。クリスチャンに与える幾つかの意味の 中で、一つの事を共に考えたいです。それは、「空腹」だった人々に「満腹」さ せたかったイエス様の心を、私たちはどのように反応をするべきなのか、奇跡 を何度も経験した弟子たちの反応をみながら、信仰ある今の私であれば、どう するべきなのかを考えて、命のパンであるイエスの福音をより多くの人々に、 日本中に、世界へ伝えて行ける事を心から願います。