神の子イエス・キリストの福音

マルコによる 福音書 1章 9-13節 

10 そして、水の中から上がられるとすぐ、天が裂けて、聖霊がはとのように自分に下って来るのを、ごらんになった。 11 すると天から声があった、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心 にかなう者である」。 

10곧 물에서 올라오실새 하늘이 갈라짐과 성령이 비둘기 같이 자기에게 내려오심을 보시더니 11 하늘로부터 소리가 나기를 너는 내 사랑하는 아들이라 내가 너를 기뻐하노라 하시니라 

今日から、四つの福音書中でもっとも初めに書かれたマルコによる福音書を見ます。福音とは、マルコによる福音書 1 章 1 節で記されているように「神の子、イエス・キリスト」であり、イエスとは「ご自分の民をその罪からお救いになる」という意味を持っています。すなわち、「イエスは、救い主」の事です。これを信じる者が「一人も滅びる事無く永遠の命を持つ」と(ヨハネ 3 章 16 節)言う知らせで福音と言います。 

旧約・新約聖書 66 巻は、このイエスについて書かれていますが、特にイエスの生涯を四つの焦点で具体的に書かれた書物がマタイ、マ ルコ、ルカ、ヨハネによる福音書という「四福音書」です。 

この中で、一番早めに書かれてのが「マルコによる福音書」です。 

しかし、マルコはイエスの実際の弟子(使徒)ではありません。にもかかわらず、イエス様の生涯を書き残しました。これは、使徒の働き 12 章 12 節とペテロの手紙第Ⅰ5 章 13 節を見ると「ペテロは、マルコと呼ばれているヨハネの母マリアの家に行った。そこには多くの人々が集まって、祈っていた。」、「私の子マルコが…」と書かれており、マルコはペテロの弟子である事が分かります。そして、歴史の記録によると、ギリシャ語を喋れなかった、ペテロの通訳者としてマルコが用いられた。 と言います。それで、マルコによる福音書はある面では、「ペテロの福音書」とも言えるかも知れません。 

今日は、イエス様という福音の始まりとして、造り主の神様がイエスに対して宣言するような素晴らしい言葉を述べるところから、イエス様について学ぶことにします。…礼拝メッセージ中