造り主の願い

創世記 35章 1-5節 

1. 神はヤコブに仰せられた。「立ってベテルに上り、そこに住みなさい。そしてそこに、あなたが兄エサウからのがれていたとき、あなたに現れた神のために祭壇を築きなさい。」 2. それで、ヤコブは自分の家族と、自分と一緒にいるすべての者に言った。「あなたがたの中にある異国の神々を取り除き、身をきよめ、 衣を着替えなさい。3. 私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこに、苦難の日に私に答え、私が歩んだ道でともにいてくださった神に、祭壇を築こう。」 

1하나님이 야곱에게 이르시되 일어나 벧엘로 올라가서 거기 거주하며 네가 네 형 에서의 낯을 피하여 도망하던 때에 네게 나타났던 하나님께 거기서 제단을 쌓으라 하신지라 

今日の本文の理解を求めるために、32章の内容について少しお話します。 

ヤコブは兄エサウが恐怖でたまりませんでした。それで、幾つかの対策を立てた後、夜ヤボク川のほとりで「ある人」に出会って、その恐怖の問題を解決していくのです。 

「恐れ」とは私たちの内面にある最も深い問題です。私たちのすべての思考と行動は、この「恐れ」から生じていると言っても過言ではありません。ヤコブはかつてエサウを騙した問題において、贈り物を与えることで解決しようとしましたが、恐れとはそんな簡単な問題ではなく、自分の生存と防衛の保障を揺り動かすほどの力を持っています。ここでの「ある人」は、多くの財産を持ちながらも、それによって平安や安心を得られず、恐れに支配されてしまっているヤコブを救うために遣わされた「神様の使者」、もしくは「主なる神ご自身」だと考えます。 

それ事態は恩寵です。しかし、ヤコブの自我が余りにも強いために、「ある人」はヤコブを取り扱おうにも取り扱うことができなかったようです。 それが聖書は「勝てなかった」と表現しています。このことは神の救いを求めながらも、自分の最も深い問題には触れてもらいたくないという 人間の自己中心性を意味しているように思います。…礼拝メッセージ中